後付けのシートヒーターを付けてみたいけど、「配線がややこしそう」で止まってる人向けに、私が実際にやった手順をまとめました。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- AliExpressで買った激安シートヒーターの雰囲気
- イルミ線・ACC線って結局どこにつなぐのか
- 電源取り出しと配線の通し方のコツ
- 穴あけでやらかしやすいポイントと回避策
- 取付後の体感(暖まる速さ・使い勝手)
【全車種対応】激安後付けシートヒーターっておすすめ|配線と取付け方
購入先は『AliExpress』

購入先はAliExpress(中国系の通販サイト)です。Amazonで見かける「中華系パーツ」って、元をたどるとここ由来のものが多い印象です。
到着まで早くて2週間くらいかかります。ただ、ショップの評価が安定している店を選べば、価格に対してかなり良い買い物になります。
今回のシートヒーターはセールで3,899円でした。まず「試してみたい」なら、こういう価格は助かります。

スイッチパネルや配線、リレー類など、届いた物を見た限りでは作りは普通にしっかりしていました。ヒューズも最初から入っていて、最低限の安全対策もあります。
不安だったのは説明書が英語表記なことだけ。とはいえ配線は複雑ではないので、要点さえ押さえれば説明書に頼らなくても作業できます。
ただし、電装がまったく分からない状態で「雰囲気だけ」で買うのは危ないです。買う前に、せめてACCとイルミの意味だけは理解しておくのが安心です。
接続する配線について

つなぐ配線は基本4本だけです。ここが分かると、一気にハードルが下がります。
イルミ線は、スモールランプなどを点灯したときに通電するところにつなぎます。ACC線は、キーを回してACCやONにしたときに通電するところにつなぎます。
この2本をどこから取るかで、「点灯のタイミング」「不要な通電」「バッテリー上がりリスク」が変わってきます。だからこそ、ここはテスターで確実に確認するのがおすすめです。
ミニ平型ヒューズ電源でACC電源確保

ACC電源は検電テスターで探しました。やり方はシンプルです。
- 検電テスターのクリップをボディアースに接続
- 針先を対象の箇所に当てる
- キーを回して、点灯するかを見る
持ち手のランプが点けばOKです。ここを勘でやると、常時電源につないでしまうことがあります。そうなると、気づかないうちにバッテリーが弱る原因になります。
電源取り出しヒューズの「挿す向き」は、慣れてないと迷います。私は下の動画がかなり参考になりました。
『ワイヤーストリッパー』で配線加工

初めてワイヤーストリッパーを使ってみましたが、これは想像より便利でした。
ニッパーで頑張るより、被覆を傷つけにくくて作業が早いです。「出番が少なくても、持ってると助かる道具」って感じでした。もっと早く買っておけば良かったです。
配線の這わせ方

足元を這わせると配線が短く済むことが多いです。ただ、バンタイプは隠せる場所が少なくて、見た目がゴチャつきやすいんですよね。
私は見えにくさ優先で、上側をぐるっと回すルートにしました。配線は長くなりますが、仕上がりのスッキリ感は出やすいです。

運転席背面下部に配線を通して、ビニールテープでまとめました。後でバラす可能性が少しでもあるなら、ここは丁寧にやっておくと助かります。

サイドブレーキカバーは2か所のボルトで外せました。配線を通すスペースが増えるので、ここを開けるだけでも作業が楽になります。
配線の取り回し

シートヒーターのバッテリー接続側は、ヒューズを一度外してから、まずは+-に仮接続しました。いきなり本固定に入るより、通電テストを挟む方が安心です。
リレーは画像の位置に結束バンド2本で固定しました。走行中に動くと嫌なので、ここはしっかり止めておきます。

配線を通す穴はステップドリルで開けました。下穴を開けてから最大Φ20まで拡張です。
ただ、安いステップドリルは便利な反面、途中で切れなくなることがあります。私はそこで詰まりました。もし工具が選べるなら、ホルソーの方が作業はスムーズかもしれません。

開けた穴にはグロメットを付けました。これを付けないと、穴のカット面で配線が擦れて傷つきやすいです。ここは必須だと思います。
Φ20だと少し小さくて、私はわりと無理やり入れました。サイズは少し余裕を見た方が楽です。

スイッチボタンの穴もステップドリルで開けました。プラは食い込みが強くて、思ったより穴が広がります。私はあけ過ぎました。
前面は瞬間接着剤で位置決めして、裏面をグルーガンで埋めて固定しています。見えないところなので割り切りました。

イルミ(黄)とACC(赤)の配線はまとめて圧着しました。キーを回したらスイッチパネルが点灯する仕様です。
「常に点灯させたくない」なら、イルミ(黄)をイルミネーション電源へ接続するのが分かりやすいです。点灯タイミングを車側に合わせられます。

アースはバッテリーのマイナス端子から、サイドブレーキの固定ボルトに変更しました。できるだけエンジンルーム内に配線を這わせたくなかったからです。

配線の保護と見た目の整理のために、コルゲートチューブを使いました。スリット入りなので、ケーブルを差し込むのが簡単です。車内配線を「それっぽく」仕上げたい人にはかなりおすすめです。
シートヒーター本体の貼り付け

シートヒーター本体は「座席とシートカバーの間」に入れます。両面テープが付いているので、剥離紙を剥がして貼るだけです。
車種別設計のシートカバーで見た目は良いんですが、実は座席自体が汚れてたり穴があいてたりします。なんせ12万円のボロ車だったので、ここは割り切ってます。
配線接続の確認

コネクターを合わせて接続します。黄/黒のコネクターが右(R)でした。ここを間違えると後で面倒なので、通電して確かめながら進めるのが安全です。

コルゲートチューブは片面が割れているので、ビニールテープで軽く止めました。まとめた配線は結束バンドで固定しています。
エンジンルーム内は金属パイプ系が熱くなる可能性があるので、接触しないように配線ルートを調整しました。ここは「見た目」より「安全優先」でOKです。
後付けシートヒーター設置完了

位置的には操作しづらい部分もありますが、収まりが良いので個人的には満足です。不具合があった場合でも、メンテナンスしやすい配置にできました。
キーOFFで停止してリセットされるので、つけっぱなしにならないのも安心ポイントです。

取り付けて数週間経ちますが、かなり快適です。1〜2分で熱を感じて、レベル3で使い続けると熱くて下げるくらい。冬の朝の「座った瞬間の冷たさ」が消えるだけで、運転のストレスが一気に減ります。
中華商品だからといって侮れないです。というか、Amazonで売っているものもほぼ中華製だったりします。それをさらに安く買えるAliExpressって、うまく使うと強いです。
今回の内容は動画でもまとめています。作業の雰囲気を見たい人は、こちらも参考にしてみてください。
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後付けシートヒーターの取付が理解できたら、次は「電源の取り方」と「他の電装DIY」へ進むのが自然です。以下は、同カテゴリ内から内容の流れを崩さずに読める記事を厳選しています。
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今回も使った「ヒューズ電源」の考え方を、別の電装品で具体的に理解できます。ACC・常時電源の違いを実例で確認したい人に最適です。 - 〖おすすめ〗車内外温度計を後付け|ハイゼットカーゴ セイワ WA81
配線に慣れてきた段階で読むと、「電源・イルミ・配線取り回し」の理解が一気に固まります。シートヒーターと相性の良い快適化DIYの実例です。
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