二次燃焼する焚き火台を自作│ペール缶ウッドストーブの作り方

アウトドア

「ペール缶で焚火台を作ってみたいんだけど」って方に向けて記事を書いてみました。

✓ 作った事ないんだけど簡単?
✓ 道具は何が必要なの?
✓ ちなみにペール缶はどこで入手可能?

など、気になる事がありますよね・・・

そんなあなたの疑問に、実際に作ってみた私がお答えします。素人DIYですが、メリット・デメリットなども踏まえてお伝えできたらと思います。良かったら参考にしてみて下さい。

▼ソロで使える二次燃焼ストーブの作り方はこちら

二次燃焼する焚き火台を自作│ペール缶ウッドストーブ

作った事ないんだけど簡単?

電動ドリルを使い慣れているレベルじゃないと難しいかもしれません。不慣れでも出来ない事はないのですが、曲面に穴をあけるので難易度が高いです。

ケガをしない事が大切なので無理をしないでくださいね。

道具は何が必要なの?

▼今回使用した道具

・電動ドリル(7mm刃・ホルソーΦ35/16mm)
・ブリキヤ槌
・マイナスドライバー
・ニッパー
・金切り鋸(ダイソー)
・ヤスリ(ダイソー)
・マスキングテープ
※平タガネがあったら便利

ペール缶はどこで入手可能?

私はガソリンスタンドで入手しました。ホワイトガソリン(一斗缶)を購入したついでに尋ねたらもらえましたね。

ネット情報だと自動車ディーラーがおすすめらしいです。車の点検お願いしている整備工場に問い合わせてみるのも良いかと思います。

ペール缶ウッドストーブの作り方

プラハンドルを外す

後でも良いのですが『プラハンドル』を外します(※熱で溶けるからです)

ニッパーでカットしようとしましたが、刃が届かないのでダイソーの金切り鋸を使いました。カット後はニッパーで引っ張ると簡単に外れました。

穴位置を決める

外側になるペール缶から穴をあけます。マスキングテープを一周巻き、重なった部分でカット。貼った位置はペール缶の底から3cm上になります。


一度剥がして穴位置に印を書きます。11穴にしようとしましたが、最終的に12穴にしました。

穴あけ作業

下穴をあけてから、ホルソーΦ35mmで穴をおおきくしました。DIYをやるのであればホルソーのセットが1つあると便利なのでオススメです。


穴あけの時に力を入れないようにしてください(下穴の時も同様です)

鉄板の上を滑らせるイメージで回転させていれば安全にカット出来ます。カット後の『切りカス』は刃物みたいに切れるので注意してください。


床の『切粉』も付着すると厄介なので要注意。

軍手はNGで革手袋をおススメします。穴あけ後はバリが出ているのでヤスリで処理します。


内側になるペール缶の穴あけ作業になります。引っ掛かりの下部に穴をあけます。ペール缶の底から19cmに印を書きました。


穴数は30で、ホルソーΦ16mmで穴をあけました。

10mmなどのドリル刃で穴数を増やせば『キレイな二次燃焼』が見られるかもしれません。穴あけにはカット面がキレイなので『ホルソー』を使いました。


マスキングテープにも『切粉』が付着しているので注意してください。バリが少なくても切口はヤスリがけしておいた方が良いです。


内側になるペール缶の底にも穴をあけます。

放射線状のラインも『マスキングテープ』を使えば簡単です。12分割にしました。


外周の穴はΦ7mmであけて、中心はホルソーΦ35mmです。特に決まりはないので適当です。

ペール缶の潰し加工

暖められた空気が上がって来て、穴から内側に入り込むのですが、コレだと隙間が狭いと思うんですよね。


・・・と言う事で潰します。

ブリキヤ槌という先が尖った金槌があったので使いました。底から穴に向かって潰すと、穴付近で凹んでしまいました。


今度は穴から底に向かって潰していきます。

マイナスドライバーで筋をつけるイメージです。平タガネがあったらかなり役立つと思います。


こんな感じで凹んでしまう場合もありましたので、内側に木を当ててハンマーで叩いて修正しました。

ペール缶ウッドストーブの完成

潰す事も考えたら、底面の穴位置を調整すべきかもしれません。ペール缶を合体させれば準備完了です。


内側から見るととっても良い感じです。自宅にあった100均の丸網がジャストサイズでした。予定にはなかったのですがセットして完成。

実際に使ってみた様子

給気穴が大きいのでかなりスムーズに燃えてくれました。

燃費は非常に悪いですが、そもそもガンガン燃やす仕様を想定していたのでOKです。暖まって来るとすぐに二次燃焼の炎が見られました。炎が中心に集まるような感じで良い感じです。


1時間ほど燃やしましたがキレイに燃え切りました。

厚み0.5mmくらいしかないペール缶ですが、焚き火後の状態は非常に良いです。

まとめ:ペール缶ウッドストーブを作ってみて

重ねた時の隙間問題がネックで正直不安でしたが、結果うまくいって『二次燃焼するペール缶の焚き火台』が出来たので満足です。

改造しました!!見た目の手入れ(耐熱塗装)と五徳を作って装備させてみました。かなり快適なので良かったら参考にしてみて下さい。

★youtubeで私の作業動画アップしているので良かったら参考にしてみて下さい

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