ポータブル冷蔵庫って、結局どれくらい電気を使うのか。
定格45Wという数字だけで判断していないでしょうか。
ここがはっきりしないと、バッテリーもソーラーも決めづらいですよね。
ポータブル冷蔵庫20Lの前提スペック|定格45W・12V直電条件
・容量 20L
・コンプレッサー式
・定格 45W
・12V直電で運用
・設定温度 約-2℃
今回測っているのは、この20Lモデルです。インバーターは使わず、サブバッテリーから直電しています。
なぜ容量を20Lにしたのかは、別記事でまとめています。サイズ選びも電源設計に直結するので、そこもあわせて見てもらえると分かりやすいと思います。
ポータブル冷蔵庫20Lの平均消費電力|実測25.6Wから算出した8〜10W帯
・13.4V/1.9A = 約25.6W
まず、コンプレッサーが回っているときの実測は約25.6Wでした。カタログの定格45Wはあくまで最大値で、通常運転ではそこまで上がりません。
・25.6W × 0.3 = 約7.7W
・25.6W × 0.4 = 約10.2W
稼働率30〜40%想定。
平均消費は 8〜10W帯。
この数字で見ると、定格45Wという数字だけでは実態は見えません。実際の設計では、この平均値の方が効いてきます。
100Ahバッテリーで何時間持つか 平均8〜10W消費での持続時間計算
・12V × 100Ah = 1200Wh
・実用80%想定 = 約960Wh
960Wh ÷ 10W = 約96時間(約4日)
理屈の上では4〜5日持つ計算です。ただしこれは発電ゼロ、他の負荷なしの条件です。
実際は曇天が続くと、3日あたりから余裕が削られていきました。計算上の数字と、体感のズレはそれほど大きくありませんでした。
冷蔵庫+FFヒーター同時運用時の消費電力 合計18〜20Wでの持続時間
・冷蔵庫 平均 8〜10W
・FFヒーター 定常 約10W
・合計 約18〜20W
・960Wh ÷ 18W = 約53時間
・960Wh ÷ 20W = 約48時間
発電がまったく無い前提なら、およそ2日。ここが一つの目安になります。
この目安があれば、天候が崩れたときの判断基準になります。
バッテリー容量を増やすとどう変わるか|平均18W時の持続時間シミュレーション
・960Wh ÷ 18W = 約53時間
・約2日
平均消費が18W前後になると、発電ゼロで持てるのはおよそ2日です。
曇天が続くと、この差は確実に効いてきます。
重要なのは容量だけでなく、「いま何Wで回っているか」です。
バッテリー容量も大事ですが、同時に「いま何Wで回っているか」を知っておくと、気持ちに余裕が持てます。
ポータブル冷蔵庫20Lの実測結果 平均消費と100Ahバッテリーのバランス
消費電力は「定格45W」という数字だけでは判断できません。見るべきなのは、実際の平均消費とバッテリー容量のバランスです。
20Lと100Ah。
発電が止まっても約3日が一つの目安になります。
数字が見えていれば、判断に迷いません。
次に読むならこの2本です。
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