【竹炊飯】竹でご飯を炊く方法│竹飯盒の作り方

アウトドア

「竹でご飯を炊いてみたい」って方に向けて記事を書いてみました。

『竹炊飯』ってやってみたいけどハードルが高そうですよね?

私も気になっていたので初チャレンジしてみました

コツや注意点を合わせてお伝え致しますので、良かったら参考にしてみて下さい

【竹炊飯】竹でご飯を炊く方法│竹飯盒の作り方

竹飯盒を作る

竹飯盒を作るのに直径10cmほどの『青竹』が必要になります

切って間もない物をお店で購入するか、竹林の管理者に許可をもらって入手しましょう

切られて間もない青竹は水分が多く含まれているので、火にかけても燃えにくく『炊飯』に都合がいいです。乾燥したモノだと燃えてしまうのでNGです。乾燥したモノは竹炭作りに利用しましょう。

両サイド『逆ハの字』で切り込みを入れました

サイズは20cmほどです

竹が動くと上手くカットできないので足で固定しました

今回使用した『ポケットダブルソー』はとっても手軽なので女性にもおススメです。

『ノコ刃と草刈り刃』が装着されているので、邪魔な雑草などの除去にも役に立ちます。

 

 

どちらか一方の切り込み脇から『マイナスドライバー』を叩き入れます

少しずつ叩き入れると繊維に沿って割けていきます

叩き入れた側ではない方の切り込みがあまい場合は再度切り込んで下さい。

万が一うまくいかない場合は繊維に沿ってノコでカットしましょう。

 

 

開口部が狭いと食べにくくなるので約20cmほどに大きくカットしました

水がこぼれやすくなってしまうので、切り込みは深めにしない方が良いです

カット面は手袋がないと切れやすいのでケガに注意してください

 

 

内部に切粉があるのでキレイに洗い流します

台風の影響で濁っていた川もだいぶ綺麗になりました。

水洗いのみにして『洗剤』は使用しないようにしましょう。

 

米を投入する

うちは『玄米』なので一晩水に浸けておいた1合を投入しました

白米の場合は1時間ほど浸けておけば良いかと思います

水は白米と同量の200cc、それと塩を適量入れました

水加減は『人差し指を入れて指先がお米に触ったら第一関節まで水を入れる』って感じに慣れた方が計量しなくていいですね。塩の他、お酒を入れるのもふっくら炊けるのでおススメです。

 

炭火にかける

焚き火を直接当てるのも良いのですが、加減がわからないですよね?

初心者は炭を使った方が簡単だと思います

炭の状態は『肉が焼ける』程度になっています

アルミホイルに巻かれているモノは芋になります。『焼き芋』は食後のデザートですね。

 

 

『竹飯盒と炭』の距離は握り拳1つほどになります

両サイドが土なのでふらつく事なく安定しました

バーベキューコンロなどに乗せる場合は両サイド下部を横半分にカットすれば安定します

 

 

竹の底が燃え出したので中の状態を確認

少し水分が残っていましたが、火から離して『蒸らし』に入りました

『竹飯盒』を火にかけている時間は、おおよそ30分ほどだったかと思います。

 

 

非常に残念なのですが『蒸らし』たまま、30分以上放置してしまいました・・・

通常であれば『蒸らし』は10分程度でOK

竹炭チャレンジもしていたので、ついつい忘れていました(-_-;)

 

 

炊きあがり

でもでもでも『激うま』でしたよ

『竹の香りと玄米の食感と塩っけ』でおかずは要らなかったです

今度は『鶏肉』を入れて炊き込みご飯でもやってみようと思います

 

まとめ:竹飯盒でご飯を炊いてみて

大事なポイントをおさらいします

✅ 竹は新しいものを使用(古いモノは水分が抜けているので燃えやすい)
✅ お米は事前に水に浸す(白米1時間程度・玄米8時間程度)
✅ 水加減は、お米に触れた指先から第一関節まで
✅ 加熱30分には炭を使う(目を離しても大丈夫)
✅ 蒸らしは火から離しておおよそ10分程度

以上のポイントをおさえておけば、思ったよりも簡単に『竹でご飯を炊く』事ができます

まずは経験する事が1番大事なのでチャレンジしてみて下さい

失敗も楽しい思い出になります

 

★youtubeで動画アップしているので良かったら参考にしてみて下さい

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