FFヒーターは本当に使えるのか。
使えます。ただし、取付けと配線をミスらないことが前提です。
私は2kWの中華製FFヒーターを、最初はハイゼットカーゴで3年超使いました。
その後N-BOXへ移植しています。
軽自動車でも動くのか、壊れないのか、寒さは凌げるのか。実際に使い続けた立場で、正直に書きます。
この記事は「N-BOX 日常拡張仕様」シリーズの④です。
FFヒーター取付けDIY(取付手順・注意点)
電源と窓埋めを先に押さえると、ヒーターの話が一気に分かりやすくなります。
2kW中華FFヒーターの実運用仕様(灯油・4年使用)
・中華製 2kWヒーター(表記はディーゼル)
・燃料 灯油運用
・使用期間 約4年(ハイゼット→N-BOXへ移植)
2kW表記の中華製ヒーターを、灯油で使っています。最初はハイゼットカーゴに3年ほど載せ、その後N-BOXへ移植しました。
冬の車中泊では主暖房として使っています。これまで大きなトラブルや故障は出ていません。
消費電力はどのくらいか
・起動時 約130W(約11A/12V)
・定常時 約10W(約0.83A/12V)
電気を一番使うのは起動時です。約130Wまで上がりますが、この時間は数分程度で終わります。
安定すれば約10W前後。長時間使うのはこの状態です。
一晩つけていても、電気的な消費は大きくありません。電源側がこの立ち上がり電流に対応していれば、問題なく回ります。
実際の燃料消費
・約0.14〜0.27L/時(出力・外気温で変動)
燃料は1時間あたりおよそ0.14〜0.27L。外気温や設定出力で上下しますが、真冬でも極端な消費にはなりません。
私はディーゼルではなく灯油で運用しています。入手しやすく、価格も比較的安定していることが理由です。
インバーター経由がダメな理由
ここははっきりしています。インバーター経由にしたところ、電圧不足エラーで停止しました。
ヒーターは電圧変動に敏感です。特に起動時は電流が一気に流れるため、その瞬間に電圧が落ちると安全制御が働きます。
そのため私は、サブバッテリーから直電で組んでいます。遠回りせず、電圧を安定させる配線にした方が確実でした。
ここは試して分かった部分です。結果として、直結が一番安定しました。

100Ahで足りるのか
・FFヒーター 定常 約10W
実用80% = 約960Wh
960Wh ÷ 10W = 約96時間
理屈の上では約4日分になります。もちろん実際は、冷蔵庫や照明など他の負荷も乗るのでここまで伸びません。
ただ、暖房だけで電欠するケースはほぼありません。
気にするべきなのはヒーター単体ではなく、冷蔵庫と同時に回したときの合算負荷です。

暖かさは十分か
2kWは、軽自動車だと余裕がある部類です。暖機はだいたい30分ほどで落ち着いて、その後は最弱でも車内はちゃんと暖まります。
うちは特別な断熱はしていません。それでも強運転のまま使い続けることはほとんどありません。室温が落ち着けば最弱で十分です。

軽自動車で灯油式FFヒーターを使うための条件
FFヒーターは「使えるかどうか」より、配線と電源の取り方で決まります。
直電にすること。
配線を適正な太さで組むこと。
バッテリーに余裕を持たせること。
このあたりを外さなければ、軽自動車でも普通に使えます。
冬の車中泊を続けるなら暖房だけは削らない方がいい。ここが整うと冬の車内での過ごし方が快適になります。
次に読むならこの2本です。
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