マキタLS1012|固着したカーボンブラシ交換手順と失敗回避の実務ポイント

アウトドア実践

この記事では、マキタのスライド丸鋸「LS1012」でよくあるカーボンブラシが固着して外れないトラブルについて、実際の作業体験をもとに解説しています。
読み進めていただくことで、交換前に確認すべきポイントや、無理をして壊さないための考え方が分かります。

古い電動工具は、どうしても定期的なメンテナンスが必要になります。中でも最初に疑われやすいのがカーボンブラシですが、LS1012の場合は「交換すれば終わり」とはいかないケースも少なくありません。

今回は、実際に直面した「カーボンブラシが固着して取れない」問題をどう解決したのか、その流れをそのまままとめています。同じように手が止まってしまった方の参考になれば嬉しいです。

マキタ【修理】固着したカーボンブラシ交換│スライド丸鋸・LS1012

マキタのスライド丸鋸・LS1012

以前から気になっていたスライド丸鋸を譲ってもらいました。写真の通り、年季の入った状態です。ある程度の整備は覚悟していましたが、実際に触ってみると想像より一段階手間がかかりました。

正直なところ、知識は素人レベル。「カーボンブラシを交換すれば普通に使えるだろう」と軽く考えてスタートしています。

参考:マキタ スライド丸鋸・LS1012説明書

スイッチボタンの交換(417113-4)

まずは気になったスイッチボタンから確認しました。LS1012のスイッチボタン純正部品番号は「417113-4」です。

部品番号はメーカーに問い合わせて確認しています。スイッチボタン自体はジョイフル本田で取り寄せでき、価格は1個50円ほど。あまりに安かったので、念のため予備も含めて3つ注文しました。

店舗にもよりますが、取り寄せ期間は1週間かからない程度でした。こうした消耗部品は、後回しにせず早めに交換しておくと安心です。

LS1012のカーボンブラシ位置

カーボンブラシは正面から見てすぐ分かる位置にあります。マイナスドライバーで反時計回りに回すと、キャップが外れて中にアクセスできます。

左右に1か所ずつ、合計2か所あります。片側だけ交換しても意味がないので、必ず2本セットで作業します。

カーボンブラシが固着して取れない問題

ここが今回いちばん苦労したポイントです。引っ張ってもまったく動かず、ネットで見かけた「軽く衝撃を与えると外れる」という方法も通用しませんでした。

最終的には、精密ドライバーとハンマーを使い、固着したブラシを少しずつ崩す方法を選択しています。想像以上に強く張り付いており、一気に外そうとすると周囲を傷めるリスクがありました。

時間をかけて、粉状になるまで慎重に除去しています。実際に試す場合は、自己責任で無理のない範囲で行ってください。

コミュテーターが見えればOK

内部は暗く、どこまで掃除できているのか判断しにくい状態でした。

作業の目安になるのが「コミュテーター」と呼ばれる金属部分が見えるかどうかです。円筒状の金属がはっきり確認でき、角にカーボンの欠片が残っていなければ問題ありません。

※掲載しているコミュテーター画像は参考イメージです。

スポンサーリンク

スライド丸鋸(LS1012)用のカーボンブラシ

LS1012に対応する純正カーボンブラシは、部品番号「181047-4」、型番「CB154」です。

こちらもメーカーに問い合わせて確認しました。今回はAmazonで購入しています。内部に固着したカスが残っていなければ、取り付け自体はそれほど難しくありません。

なお、ブラシが奥まで正しく入っていないとキャップが締まりません。無理に回さず、違和感があれば一度抜いて確認するのがコツです。

マキタ(Makita) カーボンブラシ CB-154 181047-4

固着した場合の注意点

カーボンブラシの挿入口から精密ドライバーなどを差し込み、コミュテーターまでしっかり届くか確認します。

ここが浅いと、新しいカーボンブラシが正しく接触せず、回転ムラや通電不良の原因になります。見た目以上に大事なチェックポイントです。

カーボンブラシを削る

固着跡を完全に取り切れない場合は、ブラシ側を微調整する方法もあります。

CB154は消しゴムのような感触で、紙やすりなどで簡単に削れます。きつい部分を少しずつ削り、スムーズに奥まで入る状態に調整しました。

固着したカーボンブラシを交換してみて

手順が分かっていれば、極端に難しい作業ではありません。ただし、固着している場合は焦らず時間をかけることが大切だと感じました。

交換後は一応動作しましたが、回転のキレが今ひとつでした。このLS1012は仕様上「ブレーキ付き」とされていますが、停止時にブレーキが効いている感触がありません。

調べてみると、ブレーキ回路側に原因がありそうです。電気系の作業になりそうなので、こちらはまた別の機会に挑戦する予定です。

よくある質問(FAQ)

Q. カーボンブラシが外れない場合、潤滑剤は使ってもいいですか?
A. 基本的にはおすすめしません。内部に油分が残ると、通電不良や粉塵付着の原因になります。物理的に除去する方が安全です。

Q. 純正以外のカーボンブラシでも使えますか?
A. 寸法が合えば使える場合もありますが、材質の違いで摩耗が早くなることがあります。長く使うなら純正が無難です。

Q. 交換後すぐに違和感がある場合は?
A. ブラシが馴染んでいない可能性があります。無負荷で数分回し、異音や異常な火花が出ないか確認してみてください。

★YouTubeで今回の作業内容を動画でも紹介しています。実際の手順確認用として、あわせて参考にしてみてください。

オススメの記事

※当ページではAmazon.co.jpアソシエイトリンクを使用しています。