③N-BOX車中泊 電源構成をすべて公開|40A走行充電+220Wソーラー+100Ahの実運用

クルマライフ

N-BOX JF1の電源まわりを、仕様ごとまとめます。

40Aの走行充電、220Wのソーラー、100Ahのリン酸鉄。いま実際に積んでいる構成です。

組んだ当時は、細かいシミュレーションをしていたわけではありません。

発電量も消費も、正確にはやってみないと分からない。冷蔵庫も後から追加しました。

それでも、いまの使い方ではきちんと回っています。結果として、我が家にはこれで足りている。その実運用を公開します。

 

N-BOX JF1 車中泊 電源構成 40A走行充電 220Wソーラー 100Ahリン酸鉄

この記事は「N-BOX 日常拡張仕様」シリーズの③です。

まず全体像が必要なら①へ。冷蔵庫から来た人は②も合わせて読むと繋がります。

① 全構成まとめ
② 20L冷蔵庫が正解だった理由

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40A+220W+100Ah 電源全体構成

構成一覧
・Redodo 12V40A DC-DC(MPPT内蔵)
・110Wソーラー ×2枚(並列=計220W)
・リン酸鉄バッテリー 12V100Ah
・メインヒューズ 50A
・配線 8AWG中心

数字だけ見れば、特別大きな構成ではありません。

ただ、私が考えたのは「積めるだけ積む」ではなく、今の使い方で無理なく回るサイズにすることでした。

走行充電は40A。移動中にしっかり戻せる容量にしてあります。
ソーラーは110Wを2枚並列。晴れれば冷蔵庫を動かしながらでも満充電になります。

100Ahという数字も、極端に余裕を見たわけではありません。
実際に使いながら、「このくらいあれば困らない」と判断した感じです。

重要なのはワット数の大きさではなく、発電・充電・消費のバランスです。
この構成にした理由を、ここから順に説明します。

走行充電 40Aを選んだ理由

前提数値
・Redodo の 12V DC-DC チャージャー(最大 40A)
・リン酸鉄 12V100Ah(実容量 約960Wh想定)

ここで言う「40A」は、走行充電機器の規格です。

使っているのは Redodo の DC-DC チャージャーで対応できる最大出力が 40A ということ。

このサイズを選んだのは、スペック上で十分な充電力が期待できるラインだったからです。

搭載バッテリーを走行でしっかり戻せる仕様にしました。

40A × 14V = 約560W(走行充電理論値)

ソーラー 110W×2を並列にした理由

N-BOX JF1 110Wソーラー2枚 並列接続 220W構成

仕様と実測
・110W ×2枚(並列)=理論値 約220W
・実ピーク 約160W前後
・完全曇天実測 約37W(13.4V/2.77A)
・冷蔵庫実測消費 25.6W(13.4V/1.9A)

110Wを2枚にしたのは、出力を確保しつつリスクを分散させるためです。仮に1枚が不調でも、半分は残ります。

並列にしているのは、部分的に影がかかったときの落ち込みを抑えるためです。直列よりも、実際の屋根環境には合っていると判断しました。

晴天時は発電が消費を上回ります。逆に曇天が続けば削られる。

この差が分かっていれば「今日は増える日か、減る日か」を判断できます。それだけで使い方を調整しやすくなります。

完全曇天でも約37W。冷蔵庫の実消費25.6Wを上回る場面もあり条件次第ではわずかに増える状態になります。

⑨ルーフキャリアに200Wソーラーを載せて走ってみた|120km/h実走の結果
N-BOXに110W×2枚(約220W)ソーラーをルーフキャリアへ搭載。U字金具4点固定、最高120km/h実走、ピーク発電約160W、屋根クリアランス約9cm。風切り音や振動の体感まで詳しく解説。

リン酸鉄100Ahを基準にした理由と計算

容量計算
・12V × 100Ah = 1200Wh
・実用80%想定 = 約960Wh
主な消費(実測)
・冷蔵庫 25.6W(13.4V/1.9A)※平均8〜10W帯
・FFヒーター 定常 約10W
・合計 約18〜20W
960Wh ÷ 18W = 約53時間
960Wh ÷ 20W = 約48時間

発電がゼロでも、およそ2日分。

この目安があるので、残量60%をひとつの判断ラインにしています。

その時点で走行充電を入れれば、大きく崩れることはありません。

⑪車中泊で100Ahは足りる?冷蔵庫+FFヒーターの実運用データ
リン酸鉄100Ahで冷蔵庫20L・灯油FFヒーターを回した実運用。実用約960Wh、残量60%判断、曇天3日体感。足りるかどうかを現実的に解説。

配線と保護

基本構成
・メイン配線 8AWG
・メインヒューズ 50A

配線は8AWGを中心にしています。
過剰に太くもせず、細すぎることも避けました。

ヒューズは50A。
機器の上限と配線容量を踏まえた範囲で設定しています。

極端に振らず、安全と効率のバランスを取った構成です。

インバーターとの関係

仕様
・2000Wインバーター(サージ4000W)
・待機電力 約5W

2000Wは常用前提ではありません。
電子レンジやドライヤーも理屈上は使えますが、実際は湯沸かしや工具など短時間の用途に限っています。

「使えるから使う」という運用はしていません。常に余力を残す前提で組んでいます。

待機電力は約5W。

小さい数字ですが、車中泊仕様では無視できません。常時ONにはしていません。

自宅では実感しにくい待機電力も、限られた容量の中では数字ではっきり見えます。

この差は、思っているより大きいと感じています。

⑫車中泊で2000Wインバーターは必要?100Ah構成での現実
N-BOX車中泊に2000W(サージ4000W)インバーターを搭載。待機約5W、入力10.5〜16V、効率90%以上。過剰に見える出力を選んだ理由と実際の使い方を解説。
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40A+220W+100Ahで実際に回せている機器

常用しているもの
・ポータブル冷蔵庫 常時稼働
・FFヒーター 夜間使用可(冬季)
・天井照明 5灯(2W×5=10W)直電

冷蔵庫は基本つけっぱなしです。
FFヒーターも夜間に問題なく使えています。

天井照明は5灯で合計10W。
インバーターを介さず直電で動かしています。

そして晴れれば発電が上回る日もあります。
この範囲を無理なく回せていること。それが、この電源構成の基準です。

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