車内外温度と電圧が見える電波時計WA81取付術

クルマライフ

この記事では、「車外の温度が分かる時計が欲しい」「ついでに電圧も見られたら安心」という人向けに、実際に取り付けた流れを写真つきでまとめました。

読んでもらうと、邪魔にならない取付位置の作り方配線でつまずかないコツが一通り分かります。

今回はハイゼットカーゴに取り付けていますが、やっていることは「目線の邪魔にならず、見やすく、配線をキレイに通す」だけなので、他の車種でも考え方は応用しやすいです。良かったら参考にしてみて下さい。

【おすすめ】車内外温度計を後付け・ハイゼットカーゴ│セイワ WA81

セイワ デジタル時計 電圧サーモ電波クロック WA81

今回取り付けたのが『セイワ 電圧サーモ電波クロック WA81』です。

決め手は、車外温度が見られること、電波時計であること、そして価格。あとはデザインも悪くないので「車内に置いても浮かない」感じがありました。

●時刻と車外温度・車内温度・電圧などを表示させることができる電波時計
●バッテリーの異常、路面凍結をお知らせする警告ランプ付き
●見やすい白色文字とスタイリッシュな青色文字の切替選択が可能
●月日・時・分・秒・電波受信状況を同時に表示します

使い始めて地味に良いのが、「温度と電圧がいつでも目に入る」ことです。冬は車外温度があるだけで、路面凍結の気配に早く気づけますし、電圧が見えると「最近セルの勢いが弱い気がする…」みたいな不安を数字で判断できます。

セイワ デジタル時計 WA81 ナポレックス 車用電波時計 USB給電

ナポレックスやカシムラも同様の商品があります。ナポレックスがちょっと高いですが、デザインとかお好みですね。

選び方のヒントを1つだけ足すなら、見た目だけじゃなく「給電の取り方」も意外と大事です。USB給電はラクな反面、配線が目立ちやすいことがあります。ヒューズから取ると最初は手間でも、仕上がりがスッキリしやすいです。

セイワ WA81の残念なとこ

たいした事ではないのですが非常に重要な事。モニターの保護フィルムが貼ってないんですよ!!
取付作業中に傷がつく場合もあるのでマスキングテープなどで保護しておく事をおすすめします。

あのペリペリと剥がすのが至福の時なんですがメーカーってわかってくれないのでしょうか?

保護フィルムが無い分、作業前の養生がけっこう効きます。とくに工具が当たりそうな場所は、先にマスキングテープで守っておくと気持ちがラクです。

セイワ WA81を上部に取り付ける

『付けました』感が嫌なので何とか上に設置出来ないか・・・

邪魔にならないルームランプ手前が候補。無理があるのですが何か探して見つけたのが『蝶番』です。取付に役立つかも・・・錆びてますが(;’∀’)

この「なるべく上で、邪魔にならず、視界の端で見える位置」にこだわると、後からの満足度が上がります。低い位置だと見るたびに目線移動が大きくなって、思ったより使わなくなりがちです。

穴位置の便利な決め方

マスキングテープを利用して穴位置を写すと便利です。マスキングテープは安価で微粘着なので使い勝手が良いです。ダッシュボードに1つ入れておくと便利です。

ここ、地味ですが失敗を減らす一番のポイントです。いきなり本番で穴を狙うより、テープに写してから位置決めするとズレにくいです。微粘着なので貼って剥がして微調整もしやすいのが助かります。

蝶番をダイソー接着剤で固定

蝶番の固定にダイソーの『エポキシ2液混合タイプ強力接着剤』を使用。

A・B液を混ぜたら手早く蝶番の継ぎ目に練り込みました。爪楊枝がとっても使いやすいのですが5分もすると固くなってくるので使用する分だけ混ぜるのがポイント。

ヒントとしては、2液タイプは「混ぜたら固まる」ので、最初から全部混ぜずに必要量だけが正解です。爪楊枝で細かいところに入れられるのも相性が良いですね。

ドリルで穴をあける

プラスチックなので簡単に穴があきます。マスキングテープのお陰でバリもなく穴がキレイです。

プラスチックは思ったより簡単に開きますが、焦って力を入れすぎると割れたり欠けたりするので、ゆっくりやるのが安心です。テープのおかげで仕上がりがきれいになるのも嬉しいところです。

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配線の通り道をつくる

ルームランプ配線と同じ場所を通す為に一部をはんだコテで溶かしました。溶けて盛り上がった部分はカッターで簡単に取り除く事が出来ます。

配線って、通す場所が決まると作業の半分が終わったようなものです。既存のルームランプ配線と同じルートに寄せると、内装を戻したあともスッキリします。盛り上がりもカッターで整えられるので、最後に見た目をきれいにできます。

セイワ WA81のソケットをカット

セイワ WA81のソケット部分は使用しないのでカット。ルームランプの配線が通ってる四角い穴へ『車外温度センサーと電源コード』を通してルームランプを戻して仮止めしました。

製品のソケットをカットしてしまうと保証対象になります!!

実際の話、取付けて数日で不具合が起きたんですが補償対象外で再度買いなおしました(-_-;)安心の接続方法に関しては下記の記事をご覧ください

ここは正直、いちばん大事な注意点です。加工すると便利にはなるんですが、保証の扱いに引っかかりやすいです。私も不具合が出たときに「補償対象外」で買い直しになりました。やるなら自己責任の覚悟は必要ですし、できれば「加工しないやり方」も一度検討した方が安心です。

セイワ WA81の配線は極細

画像の通りに配線が激細なんです。『ワイヤーストリッパー 』は調整が可能なので最弱にすれば簡単に被覆を剝く事ができます。

そんなに配線加工しない人&初心者にも、あるとかなり便利なのでおススメします。

KAIWEETS マルチワイヤーストリッパー ロブテックス 電装圧着工具

極細配線でありがちな失敗は、被覆を剥くときに芯線まで傷つけることです。見た目はつながっていても、走行中の振動で切れたりします。ストリッパーで最弱にして丁寧に剥くと、かなり安全です。

配線の接続方法

しっかり接続するために『はんだ』を使用し『熱収縮チューブ』で仕上げました。ビニールテープを巻くより簡単でキレイで早いです。

熱収縮チューブ

「しっかり接続したい」なら、このやり方が一番安心です。ビニールテープは手軽ですが、時間が経つとズレたりベタついたりすることがあります。熱収縮チューブは仕上がりがきれいで、作業としても慣れると早いです。

エーモンのヒューズ電源

電源の確保は『エーモン ヒューズ電源』を利用。

分岐してあるので空の方に『セイワ WA81』の+線を接続しました。使用中の方は『後付けシートヒーター』のリレーACC電源に繋がっています。

エーモン ミニ平型ヒューズ電源

電源取りは「見た目」と「安全性」に直結します。ヒューズ電源を使うと、配線がまとまりやすくて後から見てもスッキリします。分岐しているので空いている方にWA81の+線をつなぐ、という流れです。

セイワ WA81の車外温度センサー

『+線』はエーモンのヒューズ電源とまとめて処理。『-線』はヒューズボックスのすぐ下のボルトへ接続しました。それと『車外温度センサー』は画像の棒で指している隙間に取り付けました。
両面テープで固定する場合は必ず『脱脂』する事をおススメします。

温度センサーは「どこに付けるか」で表示の安定感が変わります。今回は隙間に収めていますが、外からの風や走行中の影響を受けにくく、取り付けとしては扱いやすい場所です。両面テープを使うなら、脱脂だけは本当にやった方がいいです。ここをサボると、後で剥がれてやり直しになりがちです。

セイワ WA81のステー取付

取付けステーにも穴をあけ、蝶番と合わせて上部へ固定しました。振動でボルトの緩みを防ぐためにはスプリングワッシャーを入れて締め付けると効果的です。

走っていると振動は必ず入るので、固定のひと手間は効きます。スプリングワッシャーは地味ですが、緩み防止として頼りになります。

セイワ WA81の取付け確認

通電していない状態でも『ボタン電池』を入れてあるので時間や温度などが表示されています。しかしながら照明などがないと全く見えません。ちなみに通電時に『ホワイト/ブルー』表示カラーを変更する事が出来ます。

全面のボタンを押すと表示切替が可能

【時計】+【車内温度】+【車外温度】

【時計】+【車内温度】+【電圧】

【時計】+【車外温度】+【電圧】

ボタンで表示を切り替えられるので、使い方に合わせて「今いちばん見たい情報」に寄せられます。冬は車外温度+電圧が見える表示にしておくと、凍結の目安とバッテリーの状態が同時に見られて便利です。

セイワ WA81を取付してみて

デザインとか価格とか表示内容など特に不満がないですね。取付位置も上手くいったし、ガッチリ固定してあるので走行中に揺れる事もありません。

あっ、不満が1つ。『画面の保護フィルムが貼っていない事』ですね。これは開封時のテンションが下がるので是非メーカーが対応するべきだと感じました(笑)

セイワ デジタル時計 WA81

★youtubeで今回の内容について動画アップしているので良かったら参考にしてみて下さい

失敗回避のチェックリスト(実務用)

  • 作業前に周辺をマスキングテープで養生して、工具や部材が当たる場所を守る
  • 穴あけは小径スタートで段階的に拡張し、熱で溶かしすぎない
  • 配線は「擦れ」「挟み」「折れ」を避けるルートで、既存ハーネスに寄せて固定する
  • 極細配線は芯線を傷つけない。被覆を剥いた後の芯線の状態も確認する
  • 接続は、可能ならはんだ+熱収縮チューブで機械的保護まで含めて仕上げる
  • 加工(カット等)をする場合は保証の扱いを理解し、動作確認を先に済ませる
  • 取付後1〜2週間で、ステー固定部の緩みを一度だけ点検する

FAQ(よくある質問)

Q. 車外温度センサーはどこに付けるのが正解?

A. 一番の正解は「熱の影響が少なく、泥・水の直撃も避けられる場所」です。エンジンルームの熱が当たりやすい位置だと高めに出やすく、路面に近すぎると汚れや水で劣化しやすいです。この記事のように隙間へ収める方法は、精度と保護の両立がしやすいです。

Q. 電圧表示って、実際どんな場面で役に立つ?

A. 車中泊や短距離走行が多いと、バッテリーの状態が“じわじわ落ちる”ことがあります。体感では分かりにくいですが、電圧は変化が見えます。冬場の始動性が不安な時や、アクセサリー電源を増やしている人ほど価値が出ます。

Q. 配線をカットすると本当に損する?

A. 損する可能性があります。本文の通り、「ソケットをカットしてしまうと保証対象になります!!」という扱いになり得ます。実際に、取付けて数日で不具合が起きたが補償対象外で再度買いなおした、という体験も記載されています。加工前に、非加工で通せるルート検討と、事前の動作確認をおすすめします。

Q. 夜間に見えにくいなら、買う価値は下がる?

A. 通電していない状態だと照明がないと見えにくい、と本文にあります。ただし通電時には表示カラー切替が可能で、運用次第で問題は小さくできます。常時見たい人は、電源の取り方(ACC連動など)と設置位置をセットで考えると満足度が上がります。

Q. 初心者が最低限そろえるなら何が必要?

A. 本文の流れに沿うなら、マスキングテープ、ドリル、配線加工用のストリッパー、接続用のはんだと熱収縮チューブ、電源取り用のヒューズ電源が基礎になります。極細配線は失敗が出やすいので、ストリッパーは「あるとかなり便利」な枠を超えて、作業品質に直結します。

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